国際紙パルプ商事は、創立100周年となる2024年をターゲットにした長期経営ビジョン「GIFT+1 2024」の実現に向け、循環型ビジネスの拡大によるオーガニック・グロースとM&Aやアライアンス展開によるインオーガニック・グロースの両輪を回し、グループ一丸となって成長戦略を加速させております。

 

当社グループは長年にわたり、紙・板紙の販売及びその関連事業をベースに成長を遂げてきましたが、人口減少や電子化の影響を受け国内紙市場は長期的に縮小傾向にあります。また、新型コロナウイルス感染症の収束が未だ見通せないことから、今後さらにマーケットがシュリンクしていくことが予想されます。このように困難な状況においても持続的に成長するために、環境の変化に俊敏に対応できる組織を作り、事業ポートフォリオを柔軟に組み変え、新たな挑戦に取り組んでまいります。

 

外部環境の変化によってなくなる需要もあれば生まれる需要もあります。EC市場の拡大に伴うパッケージ需要の増加はまさにICT化という変化によって生まれた需要の最たるものです。また昨今では、環境に対する意識が世界的に高まっており、「SDGs」や「ESG」などサステナビリティに関する考え方も企業に広く浸透しております。当社グループではマテリアル・リサイクルとサーマル・リサイクルの双方により、事業活動自体が環境負荷を低減する仕組みづくりを進めております。

 

米中摩擦の激化や感染症の拡大など混迷を深める世界にあっても、ぶれることなく新たな価値を生み出し続けるため、当社は「経営理念」「グループ企業行動指標」「経営ビジョン」の3層から形成される「KPP GROUP WAY」を掲げ、グループ全体の指針としております。この指針に拠って、創立100周年に向け真のグローバル企業として中長期的な企業価値向上を図り、地球環境に配慮した事業活動を展開してまいります。

 

今後も変わらぬご支援とご鞭撻を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
 

代表取締役 社長執行役員 栗原 正<br/>2020年6月

 代表取締役 社長執行役員 栗原 正
           2020年6月